服やズボンなどについているカビを綺麗に取っていくカビの取り方はどうすればいいのか
服やズボンなどについてしまうカビは、白カビと黒カビの2種類あります。
白カビは、比較的簡単に落としていくことができますが
黒カビは、なかなかうまく落としていくことができません
そこで、服やズボンなど衣類に発生してしまいついてしまっている白カビや黒カビの取り方
カビがつかないようにしていく為にやってほしい簡単な予防対策などについて書いていきます。
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目次
服やズボンの白カビの取り方はコレ
服やズボンなどを着ようと思った時に、表面が白く汚れている時があります。
その白く汚れている原因は、カビです。
服やズボンなど衣類に発生するカビの種類は大きく分けて2種類あって、それが白カビと黒カビです。
白カビ⇒服やズボンの表面にカビがついている状態
黒カビ⇒服やズボンの繊維の中にカビの根っこが生えてしまっている状態
カビは、空気中に漂っているカビの胞子が付着して、それが成長していきカビになっていきます。
服やズボンなど衣類にカビがついてしまう原因や繁殖しやすい原因や環境などについては、コチラの記事に書いてあります。
そこで、まずは服やズボンなどの衣類に白カビがついてしまっている時の白カビの取り方は比較的簡単に落としていくことができます。
白カビは、服やズボンの表面にカビがついていますが、まだ表面に付着しているだけで、根っこが衣類の繊維の中にまで入っていない状態です。
服やズボンについている白カビの取り方は
まずは、表面についているカビをアルコールスプレーか消毒用エタノールを使って綺麗に拭き取っていく取り方
それでも白カビが落ちない場合は、酵素系漂白剤を使って軽くつけ置きして白カビを取っていく取り方
の2つのやり方です。
白カビをアルコールスプレーか消毒用エタノールで拭き取っていくやり方
白カビをアルコールスプレーか消毒用エタノールで拭き取っていくやり方は、まずは
・アルコールスプレー(パストリーゼなど)
・消毒用エタノール
のどちらかを準備してください。
拭き取り方のやり方は
白カビがついている服やズボンを持ってベランダや外に出る
⇓
タオルにアルコールスプレーか消毒用エタノールを染み込ませる
⇓
白カビがついている部分をタオルで叩く
⇓
白カビが取れたら、硬く絞った濡れタオルで拭く
⇓
乾いたタオルで乾拭きしてしっかりと乾かす
です。
まずは、なるべく外で白カビを落としていきたいのでベランダか外に出ます。
カビ取りをしている時に、カビの胞子が室内に飛び散らないようにする為です。
そして、アルコールスプレーか消毒用エタノールをつけたタオルやハンカチなどで叩くと簡単に落ちます。
白カビが落ちた後は、服やズボンなど衣類の表面についているアルコールスプレーや消毒用エタノールを綺麗に落とす為に固く絞った濡れタオルで拭いていきます。
最後は、乾いたタオルなどで乾拭きして服やズボンをしっかりと乾かしていきます。
白カビを酵素系漂白剤を使って取っていくやり方
白カビを酵素系漂白剤を使って取っていくやり方は、上記で書いたやり方で綺麗に白カビを落としていくことができなかった場合の取り方です。
まず準備してほしい物は
・バケツ
・お湯
・酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)
・ゴム手袋
です。
やり方は
バケツに40℃くらいのお湯を入れる
⇓
酸素系漂白剤を入れる
⇓
ゴム手袋をしてよくかき混ぜる
⇓
バケツの中に20~30分ほどつけ置きする
⇓
ゴム手袋をつけて手もみする
⇓
お湯で綺麗に洗い流す
⇓
洗濯機で洗濯する
です。
まずは、バケツに40℃ほどのお湯と酸素系漂白剤を入れてよくかき混ぜます。
分量は、酸素系漂白剤に記載されている割合で入れてください。
そして、その中に白カビがついている部分をつけて20~30分ほどそのままつけ置きしておきます。
つけ置きすることによって、白カビの菌をしっかりと服やズボンなどから離していくことができます。
つけ置きした後に、軽く手もみをしてしっかりと白カビを落としていってください。
最後に、お湯で酸素系漂白剤を洗い流していった後に、普通に洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗濯していってください。
酸素系漂白剤を使う時の注意点
酸素系漂白剤は、比較的色落ちがしない優しい漂白剤です。
しかし、服の素材によっては色落ちがしてしまったりすることがあるので、必ず使う時は酸素系漂白剤を使ってもいい素材かどうか確認してください。
毛や絹などの繊維製品には使用できないですし、金属製品などにも使用できないので注意してください。
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服やズボンの黒カビの取り方はコレ
服やズボンについている白カビの取り方については、わかってもらえたと思います。
そして、服やズボンなどの衣類に黒カビが発生してしまっている時の黒カビの取り方は、白カビを落としていくのと同じで、酵素系漂白剤(ワイドハイターなど)を使っていきます。
やり方は
ゴム手袋をする
⇓
タオルに酸素系漂白剤を染み込ませる
⇓
タオルで黒カビが発生している場所を抑える
⇓
バケツにお湯と酸素系漂白剤を入れてかき混ぜる
⇓
1~2時間ほど服やズボンを入れてつけ置きする
⇓
ゴム手袋をつけて手もみする
⇓
お湯で綺麗に洗い流す
⇓
洗濯機に入れて洗濯する
です。
黒カビを取っていく時は、まずはタオルなどに酸素系漂白剤を染み込ませて服やズボンなどについている黒カビに直接抑えていき染み込ませていきます。
それから40℃くらいのお湯と酸素系漂白剤をバケツに入れてよくかき混ぜていき
その中に服やズボンを入れて1~2時間ほどつけ置きしていきます。
このつけ置きの時に、30分くらいするとお湯が冷めてきます。
お湯が冷めてきたら、一度お湯を捨てて温かいお湯入れてまた酸素系漂白剤を入れ直してよくかき混ぜてつけ置きしてください。
温かいお湯でつけ置きすることでより効果的に黒カビの根っこを取り除いていくことができます。
その後に、ゴム手袋をつけて手もみしていき、最後にお湯で綺麗に洗い流していき洗濯機に入れて洗濯してください。
黒カビを落とす時の注意点
服やズボンについた黒カビを落として取っていく方法については、わかったと思います。
しかし、黒カビは白カビと違ってとても落ちにくいです。
そこで、黒カビを落としていく時に注意してほしいことがあって、それが
・黒カビが多い時は無理に落とさない
・つけ置きしている時に色落ちしていないか確認する
・無理やりブラシなどで擦らない
などです。
黒カビが多い時は無理に落とさない
黒カビが少しだけの時は、上記で書いた取り方で取れることがあります。
しかし、服やズボンに多く黒カビが発生してしまっている場合は、つけ置きなど自分では落としていくことが出来ないので、クリーニングなどに出してください。
つけ置きしている時に色落ちしていないか確認する
酸素系漂白剤は、つけ置きしていても普通の漂白剤とは違って色落ちがしにくい漂白剤です。
しかし、1~2時間つけ置きしていると色落ちしてしまう可能性があるので、こまめに色落ちしていないかチェックして確認していくようにしてください。
無理やりブラシなどで擦らない
手もみしている時などに、なかなか黒カビが落ちないのでブラシなどで擦りたくなってしまいます。
しかし、黒カビはいくらブラシなどで擦っても落ちないので擦らないでください。
擦ってしまうと服やズボンなどを傷めてしまうので注意してください。
靴についてしまったカビを綺麗に落としていくカビ取りのやり方については、コチラの記事に書いてあります。
服やズボンにカビがつかない簡単な予防対策
服やズボンなど衣類に白カビや黒カビなどがついてしまっている時の取り方については、わかってもらえたと思います。
服やズボンなどの衣類にカビが付いてしまう原因は、カビの胞子が付着してしまい
カビの胞子がカビに成長していってしまう条件が揃ってしまっているからです。
そこで、服やズボンなどにカビがつかないようにしていく為の簡単な予防対策として
・クローゼットや押し入れを綺麗に掃除する
・部屋やクローゼットを除湿する
・服やズボンをたまにブラッシングする
・洗濯槽を綺麗に掃除する
などです。
クローゼットや押し入れを綺麗に掃除する
クローゼットや押し入れを綺麗に掃除するっていうのは、ホコリやゴミなどが溜まらないようにしていくことです。
部屋の掃除は多くの人が毎日のようにやっているのでいいのですが
クローゼットや押し入れの中などは、なかなか普段掃除しないですよね
そうすると隅や角などにホコリやゴミなどが多く溜まってしまっています。
それが、カビの胞子を増やしてしまったり、カビが育つエサ(栄養)になってなってカビが発生してしまう原因になってしまいます。
なので、クローゼットや押し入れの中も普段からこまめに掃除をして綺麗な状態にしておいてください。
クローゼットの中の臭い対策やカビ対策などで、おすすめの掃除方法などについては、コチラの記事に書いてあります。
クローゼットや押し入れの除湿対策する
クローゼットや押し入れの除湿対策をするっていうのは、カビは湿気が多い場所で多く繁殖していってしまいます。
なので、カビが繁殖しにくくする為にクローゼットや押し入れの中をしっかりと除湿して湿度が高くならないようにしてください。
除湿対策としては
・除湿器をこまめにつける
・水とりぞうさんなどの除湿グッズを入れておく
・こまめにドアを開けて中を換気する
などです。
除湿機を使って部屋やクローゼットの湿気をとっていく時に、除湿機の効果的な使い方や置き方などについては、コチラの記事に書いてあります。
服やズボンなどをたまにブラッシングする
服やズボンなどをたまにブラッシングすることによって、表面についているホコリや汚れを落としていくだけじゃなくて、カビの胞子も取り除いていくことができます。
服やズボンなどの衣類にカビが発生してしまうのは、カビの胞子が長時間付着していて
エア(栄養)も長時間付着してしまっているからです。
なので、たまにブラッシングなどして、ホコリやカビの胞子を綺麗に取り除いていってください。
洗濯槽を掃除する
洗濯槽を掃除するっていうのは、洗濯槽の中っていうのは、カビが発生しやすい場所です。
いくら綺麗に洗濯をしても洗濯槽の中にカビが発生してしまっていると洗濯物などにカビが付着してしまうことがあります。
なので、たまに洗濯槽用のカビキラーなどを使って洗濯槽の中も綺麗に掃除してください。
洗濯機の中の洗濯槽にこびついているカビを綺麗に落としていくカビの取り方については、コチラの記事に書いてあります。
まとめ
服やズボンの白カビや黒カビの取り方はコレ!簡単な予防対策!について書いていきました。
服やズボンについてしまうカビは、白カビか黒カビの2種類です。
白カビは、アルコールスプレーや消毒用エタノールなどで簡単に落とした後に、酸素系漂白剤などで、少しつけ置きして洗濯すれば綺麗に取れます。
しかし、黒カビは根っこが生えてしまっているので、しっかりと酸素系漂白剤などでつけ置きしてカビを落としていかなくてはいけません
そして、落ちにくい黒カビが大量に発生してしまっている場合は、自分ではカビを綺麗に落としていくことができないのでクリーニングなどに出してください。
白カビを放置してしまうと、黒カビになっていってしまうので、できるだけ白カビがついている時にしっかりと綺麗にカビ取りをしていくことが重要です。
そして、服やズボンなどにカビがつかないようにする為の簡単な予防対策もしっかりと行っていくように心がけてください。
布製のバッグやナイロン袋などについてしまっているカビの綺麗な落とし方については、コチラの記事に書いてあります。
革製のバッグにカビがついてしまった時の取り方や注意してほしいことなどについては、コチラの記事に書いてあります。
風呂場の壁や床やゴムパッキンなどにカビが大量に発生してしまう原因などについては、コチラの記事に書いてあります。
風呂場の頑固なカビを綺麗に落としていくおすすめのカビ取りのやり方については、コチラの記事に書いてあります。
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