服やズボンにカビがつく原因は何か

久しぶりに着ようと出した服やズボンなどに白いホコリがついていたり

黒っぽい汚れがついてしまっている時があります。

その白いホコリや黒っぽい汚れの正体はカビです。

そこで、服やズボンにカビがつく原因やそのまま放置してしまっているとダメな理由

そして、服やズボンなどにカビがついてしまった時の対処法などについて書いていきます。

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服やズボンにカビがつく原因

服やズボンなど衣類にカビがつく原因は、いったいどうしてなのか

クローゼットや押し入れなどにかけて保管しているのに、どうしてカビが発生してしまうのか

そこで、服やズボンなど衣類にカビがついてしまう原因は

カビの胞子が服やズボンなどの表面に付着する

そのカビの胞子がカビに成長する

からです。

カビの胞子っていうのは、目には見えないとても小さい粒子で空気中にとても多くの漂っています。

なので、服やズボンなどの衣類に限らず色々な物の表面に多くついています。

そして、そのくっついてしまったカビの胞子は

エサ(栄養)が多くある場所
湿度が65%以上ある場所
温度が20~30℃の場所

にいることによって、胞子がカビに成長していきます。

そして、服やズボンなどの衣類っていうのは、カビの胞子がついた時にカビに成長しやすい状態にあることが多いからです。

服やズボンの素材がカビのエサ(栄養)になりやすい

服やズボンの素材がカビのエサ(栄養)になりやすいっていうのは、カビのエサ(栄養)っていうと

・ホコリ
・皮脂
・汗
・食べかす

などがあります。

しかし、服やズボンなどの衣類の場合は、素材自体がカビのエサ(栄養)にもなりやすいです。

・木綿製品の衣類
・ウール製品の衣類
・革製品の衣類
・絹製品の衣類

などの素材です。

なので、ホコリなどがあまりついていなくても、服やズボンなどの衣類にはカビが成長するエサ(栄養)が多くあるのです。

服やズボンにカビが発生しやすい環境

服やズボンにカビがついてしまう原因は、付着したカビの胞子がそのままカビに成長していってしまうからです。

そこで、服やズボンなど衣類にカビが発生しやすい環境っていうのは

クローゼットや押し入れの中
汚れた状態で部屋においている
半乾きの状態でしまっている

などです。

クローゼットや押し入れの中

クローゼットや押し入れの中っていうのは、閉め切った密閉空間です。

なので換気がされにくい場所なので、湿度が高くなりやすいですし

クローゼットや押し入れの中は、温度も低くなりにくいので、常にカビが成長する最適な温度を保っています。

そして、あまりこまめに掃除したりしない場所なので、ホコリなどが溜まりやすいです。

こういったカビが成長しやすい条件が全て、クローゼットや押し入れの中には揃ってしまっているので、カビが発生しやすい環境です。

汚れた状態で部屋においてある

汚れた状態で部屋においてあるっていうのは、服やズボンを洗濯しなかったり、クリーニングに出さずにそのままハンガーなどにかけて部屋においているっていうことです。

一度着た服やズボンっていうのは、ホコリなどの小さな汚れがたくさん付着していますし

汗や皮脂などもたくさん付着してしまっています。

それを洗濯しなかったりして、そのまま部屋においてしまうと、部屋の中っていうのは22~25℃の快適な温度にいつもなっていますよね。

それによって、カビが発生しやすくなってしまいます。

そして、部屋においておく時っていうのは、部屋の隅などにおいておくことが多いので、ホコリなどもつきやすくなってしまいます。

半乾きの状態でしまっている

半乾きの状態でしまっているっていうのは、半乾きの状態で服やズボンなどをしまってしまうと、クローゼットの中やタンスの中などの湿気が多くなってしまいます。

洗濯した後や雨などに濡れてしまった時などに、しっかりと干して乾くまでまたずに、服やズボンをしまったりなどですね。

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服やズボンのカビを放置するとダメな理由

服やズボンにカビがつく原因については、わかってもらえたと思います。

綺麗に洗濯したり、クリーニングに出してクローゼットや押し入れに保管しておいても

服やズボンにはカビがついてしまう事が多いです。

そして、服やズボンについてしまったカビをそのまま何もせずに放置してしまっているとダメな理由があります。

それが

カビが落ちにくくなってしまう
服やズボンを傷めやすくしてしまう

などのことが起こりやすくなってしまうからです。

カビが落ちにくくなってしまう

カビが落ちにくくなってしまうっていうのは、白カビから黒カビに成長していってしまうっていうことです。

服やズボンについているカビには、白カビと黒カビの2つの種類があります。

白カビっていうのは、カビの胞子が成長してカビになってきたばかりの状態です。

この白カビの状態の時は、カビが発生してもまだ、服やズボンなどの表面にカビが付着してしまっているだけの状態です。

なので、比較的簡単にカビを落としていくことができます。

しかし、白カビの状態をそのまま放置してしまっていると、白カビが更に成長していってしまい

カビの根っこが服やズボンの繊維の中に浸透していってしまいます。

このカビに根っこが生えて繊維の中に浸透していってしまった状態のカビが黒カビです。

この黒カビの状態になってしまうと、根っこが繊維に浸透してしまっているので、落ちにくいカビになってしまいます。

服やズボンを傷めやすくしてしまう

服やズボンを傷めやすくしてしまうっていうのは、白カビから黒カビになってしまい

カビの根っこがドンドンと服やズボンの繊維の中に生えていってしまうことによって

・繊維自体を傷めてしまったり
・服やズボンに穴が開いてしまったり
・カビ取りによって色落ちやダメージを多く受けてしまったり

などして、服やズボンなどの衣類を傷めやすくしてしまいます。

服やズボンにカビがついた時の対処法

服やズボンにカビがついた時の対処法は、すぐにカビを落としていくことです。

硬く絞った濡れタオルでカビがついている部分を拭いてください。

それから、洗濯機で洗える服やズボンの場合は、洗濯して綺麗に洗ってください。

すぐには洗濯できない物の場合は、乾いたタオルで綺麗に乾拭きした後に、しっかりと干して乾かしていってください。

カビが付着したばかりの白カビの場合は、これで簡単にカビを落としていくことができます。

服やズボンについた白カビや黒カビを綺麗に落としていくカビ取りのやり方については、コチラの記事に詳しく書いてあります。

衣類についたカビの綺麗な落とし方と予防対策!

まとめ

服やズボンにカビがつく原因!放置はダメな理由と対処法!について書いていきました。

服やズボンにカビがつく原因は、カビの胞子が衣類の表面に付着して、それが成長してカビが発生してしまうからです。

服やズボンなどの衣類っていうのは、特にカビが成長するエサ(栄養)が多くありますし

クローゼットや押し入れの中に保管していても湿度が高かったり

カビが成長しやすい快適な温度を保っている場所に保管してあるからです。

よく着る物などは、着た後に洗濯したりして、カビの胞子も綺麗に洗い流していくことができますが

保管している状態が長い服やズボンなどは、付着したカビの胞子がそのまま成長してカビになりやすいです。

そして、服やズボンについたカビをそのまま放置してしまうと、白カビから根っこが生えた落ちにくい黒カビになっていってしまいます。

なので、服やズボンにカビがついているのを発見した時は、早急に硬く絞ったタオルなどでカビを綺麗い拭き取っていって黒カビにならないようにしてください。

風呂場にカビが多く発生してしまう原因と発生させないようにする方法などについては、コチラの記事に書いてあります。

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