現金書留の送り方はどうすればいいのか
現金書留を送る時にかかる料金は、どれくらいなのか
現金を唯一送って届けることができるのが現金書留です。
普段、あまり現金書留を使うことがないので、いったいどうやって送ればいいのか
送る時に入れる封筒や書き方や料金
そして、入れることができる限度額や送ることができる物やできない物
現金書留を送る時の注意点などについて書いていきます。
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目次
現金書留の送り方は?
現金書留の送り方は、どうすればいいの?
現金書留の送り方は、必ず郵便局の窓口で出さなくてはいけません
なので、郵便ポストやコンビニなどから送ることはできないので注意してください。
そこで、現金書留の送り方の簡単な手順は
現金書留用封筒を準備する
⇓
封筒にお金を入れる
⇓
封筒に送り先や自分の住所や名前を書く
⇓
封筒を閉じて割り印や署名をする
⇓
郵便局の窓口に出して料金を支払う
です。
これが現金書留の送り方です。
使用する封筒やお金の入れ方や閉じ方なども普通の郵便物とは色々と違うので細かく書いていきますね。
現金書留に使える封筒の種類
現金書留の送り方で、現金書留に使える封筒の種類は
基本的には郵便局で購入する現金書留用封筒を使用します。
現金書留用封筒には、大と小の2つの種類の大きさがあり
それぞれどちらも、1枚21円です。
ただ、必ずしも現金書留用封筒を使用しなくてはいけないっていう訳ではなくて
普通の封筒を使ってもいいのですが、普通の封筒を使う場合は必ず表面に「現金書留」と赤文字で記入してください。
現金書留用封筒を使用する場合は、現金書留と記入する必要はありません。
現金書留封筒のお金の入れ方と閉じ方
現金書留の送り方で、現金書留封筒のお金の入れ方と閉じ方は、普通の封筒とは違っています。
まずは、上記の画像にあるように白い封筒が張り付いて入っています。
その白い封筒の中にお金を入れる
⇓
白い封筒を糊付けして止める
⇓
次に現金書留用封筒の入り口を糊付けして止める
です。
現金書留用封筒は、中に入っているお金が見えないように白い封筒が中に張り付いているので、しっかりと白い封筒と現金書留用封筒の両方を糊付けして止めてください。
そして、しっかりと糊付けして止めた後は
上記の画像の赤丸で囲ってある3カ所に、ハンコを押して割り印するか
もしくは、署名をしてください。
これが、現金書留の送り方です。
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現金書留を送る時の料金
現金書留の送り方については、わかってもらえたと思います。
現金書留を送る時の料金は、普通の送料にプラスして、現金書留料430円がかかります。
定形郵便物の大きさで損害要償額がそのままの場合は
定額郵便物の送料(82円)+現金書留料(430円)で、512円の料金になります。
損害要償額っていうのは、万一事故が発生した時の賠償金のことです。
損害要償額については、後で詳しく書いてあります。
速達や配達日指定や時間指定などのオプションをつけた場合は、それぞれのオプション料金が加算されます。
因みに
速達料⇒280円
時間指定料⇒330円
配達指定料は
平日と土曜日⇒31円
日曜日と祝日⇒210円
です。
現金書留の追跡方法や配達日数や速達で送った場合の日数などについては、コチラの記事に書いてあります。
料金の支払いは切手も使える
現金書留の料金の支払いは、現金でそのまま全額払ってもいいですし
未使用の切手で全額払ってもいいですし
現金と切手の両方を合わせて支払ってもいいです。
これが、現金書留を送る時の料金です。
間違えて切手を貼ってしまった時の簡単な剥がし方などについては、コチラの記事に書いてあります。
現金書留封筒の書き方
現金書留封筒の書き方は、まずは表面に送り先の住所と名前と送り主の住所と名前を記入します。
上記の画像のように
①⇒送り先の住所と名前
②⇒送り主の住所と名前
③⇒郵便局で追跡バーコードが貼られる
この追跡バーコードが、現金書留を追跡する時の「お問い合わせ番号」になります。
この「お問い合わせ番号」は、料金を支払った時にもらえるレシートや受領証などにも同じ番号が記載されています。
これが、現金書留封筒の書き方です。
現金書留で送れる物
現金書留で送れる物は
・日本のお金
・小銭
・ご祝儀袋
などです。
日本のお金だけ送れる
現金書留で送れる物は、日本のお金だけです。
なので、外国のお金や通貨などは現金書留では送れないので、一般書留などで送らなくてはいけません
小銭も送れる
現金書留で送れる物は、小銭も送ることができます。
現金書留っていうと、1万円札や5千円札や千円札など、お札しか送れないっていうイメージがあると思いますが
小銭も現金書留で送ることができます。
しかし、小銭を入れて送る時は、どうしても重たくなってしまい、その重さ分だけ送料が高くなってしまうので注意してください。
ご祝儀袋に入れたお金もそのまま送れる
現金書留で送れる物は、ご祝儀袋に入れたお金もそのまま送れます。
なので、入学祝いや卒業祝いなどのご祝儀を送りたい時も、ご祝儀袋にお金を入れた状態で現金書留を送ることができます。
先ほど、現金書留用封筒には2つの種類の大きさがあると書きました。
その大きい種類の現金書留用封筒は、ご祝儀袋もそのまま入れれる大きさなので大丈夫です。
大きいサイズの現金書留用封筒も値段は同じですからね。
限度額はない
現金書留で送れる物で、限度額はないっていうのは
現金書留は入れて送る金額に、限度額はありません
なので、封筒に入るだけお金を入れることができます。
しかし、損害要償額の上限が50万円までなので、それ以上のお金を入れて送って、万が一事故などがあった場合は、50万円までしか戻ってこないので注意してください。
これが、現金書留で送れる物です。
現金書留を送る時の注意点
現金書留で送れる物などについては、わかってもらえたと思います。
そこで、現金書留を送る時に気をつけてほしい注意点があります。
現金書留を送る時の注意点は
・必ず郵便局の窓口から出す
・古いお金や外国のお金を入れない
・商品券や金券やプリペードカードなど入れない
・高額の場合は損害要償額を確認する
などです。
現金書留で送れる現金は、日本円だけです。
なので、外国のお金や古いお金、そして商品券や金券やプリペードカードなどは、現金書留で送ることができないので注意してください。
そして、万が一事故が発生した場合も、対象外になってしまう可能性が高いです。
高額の場合は損害要償額を確認する
現金書留を送る時の注意点で、高額の場合は損害要償額を確認するっていうのは
現金書留の損害要償額は、申し出をしない限りは、最高で10,000円までになってしまいます。
なので、10,000円以上の高額な金額を出す時は、損害要償額の申し出を行うのがおすすめです。
現金書留の場合の損害要償額の増額は、5,000円上げるごとに10円必要になってきます。
そして、損害要償額の上限は50万円までなので、あまり高額なお金は送らないようにするか
もしくは、一回で送らずに分けて、それぞれにしっかりと損害要償額の申し出をするのがいいです。
数回に分けて送ると、それぞれに現金書留用封筒代や現金書留代などがかかってしまいますが
万が一のことを考えるとしっかりと損害要償額をつけることができるので安全です。
これが、現金書留を送る時の注意点です。
現金書留を郵便局留めや本人限定受取などで受け取りたい場合の受け取り方などについては、コチラの記事に詳しく書いてあります。
まとめ
現金書留の送り方は?料金や封筒の書き方や送れる物と注意点!について書いていきました。
現金書留の送り方は、必ず郵便局の窓口からです。
窓口で料金を支払ってレシートや受領証をもらってください。
そのレシートや受領証に、追跡サービスで使う「お問い合わせ番号」が記載されています。
現金書留の送り方は、基本的には現金書留用封筒を21円で購入して現金書留代として430円の料金がかかります。
後は、オプションをつけるごとに料金が加算されていきます。
そして、現金書留はお札だけじゃなくて小銭も送ることができますが、日本円だけです。
現金書留で高額の金額を送る時は損害要償額を確認してください。
現金ではない簡易書留や一般書留の送り方や書き方などについては、コチラの記事に書いてあります。
書留の種類とそれぞれの特徴や違いなどについては、コチラの記事に書いてあります。
縦長封筒や横長封筒に切手を貼る時の正しい貼り方や複数枚切手を貼る時のマナーなどについては、コチラの記事に書いてあります。
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