乾電池は濡れても使うことができるのか

乾電池が水に濡れてしまったり、うっかりと服と一緒に洗濯機に入れて洗濯してしまったりして水没させてしまったりすることがありますよね。

そこで、乾電池は濡れても使うことができるのか

乾電池が濡れた時の安全な処分の仕方や

乾電池を洗濯物と一緒に洗濯した時の対処法

などについて書いていきます。

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乾電池は濡れても使える?

乾電池は濡れても使えるのか悩んでしまうことがありますよね。

濡れてしまった乾電池をタオルなどで綺麗に拭いて乾かせばまた使っても大丈夫なのではないかな?って思いますよね。

でも、乾電池は濡れてしまったら基本的には使えないです。

乾電池に水が少しついてしまったりした程度の場合は、タオルなどですぐに拭いて乾かせば使うことができます。

しかし、乾電池を水没させてしまったり、間違えて洗濯してしまったりした場合は、いくら乾電池をしっかりと乾かしても使うことはできません

水没した乾電池が使えない理由

水没してしまった乾電池が使えない理由っていうのは

水没してしまった乾電池を乾かして使っても発火したりなど異常事態が起こってしまうっていうことはありません

しかし、一度水没してしまった乾電池は、いくらすぐに乾電池を水の中から取り出してタオルで拭いて乾かしても

乾電池の中に水が入り込んでしまっていたり

乾電池がサビて劣化しやすくなってしまったり

などして、乾電池が液漏れを起こしやすい状態になってしまいます。

乾電池が液漏れしてしまうと、乾電池の中に入っている電解液が漏れてしまいます。

電解液っていうのは

・アルカリ電池の場合⇒水酸化カリウム
・マンガン電池の場合⇒塩化亜鉛

などの劇物指定されている危険な液体です。

なので、乾電池を水没させてしまった場合は、その乾電池は使わずにすぐに捨てて処分してください。

濡れてしまった乾電池の処分方法については後ほど書いてあります。

乾電池が液漏れする原因と液漏れした時の対処法などについては、コチラの記事に書いてあります。

乾電池が液漏れを起こす原因と対処法!

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乾電池が濡れた時の処分の仕方は?

乾電池は濡れると使えないっていうのはわかってもらえたと思います。

そして、乾電池が濡れた時は捨てて処分しなくてはいけません

そこで、乾電池が濡れた時の処分の仕方は

ゴム手袋をつけて濡れた乾電池を持つ

古いタオルなどで乾電池を拭く

乾電池をテープでぐるぐる巻きする

自治体で指定されている捨て方で捨てる

です。

まずは、濡れてしまった乾電池を触る時は、必ずゴム手袋などをつけて素手では触らないでください。

電解液が漏れてしまっているかどうか見た目では判断できないです。

それから、古いタオルなどで濡れている乾電池を拭いて乾かしてからテープなどで乾電池をぐるぐる巻きにしてください。

乾電池をテープなどでぐるぐる巻きにすることで、電解液が漏れてくるのを止めます。

後は、自治体によって乾電池の捨て方が違うので、各自の自治体の乾電池の捨て方で捨てて処分してください。

これが、乾電池が濡れた時の処分の仕方です。

乾電池を洗濯した時の対処法

乾電池を水没させてしまった時は、その乾電池は使えないので捨てて処分しなくてはいけません

そして、服などに乾電池を入れているのを忘れてそのまま服と一緒に洗濯機に入れて洗濯してしまった場合もその乾電池は使えないので処分しなくてはいけません

しかし、乾電池はそのまま捨てて処分するけど一緒に洗濯してしまった洗濯物などは大丈夫なのかな?って心配になりますよね。

そこで、乾電池を洗濯した時の対処法は

洗濯してしまった乾電池は使わずに処分する

一緒に洗濯した洗濯物は洗濯し直す

です。

洗濯機に乾電池と一緒に入っていた洗濯物は別に捨てなくても大丈夫ですが

乾電池から電解液が漏れて洗濯物に少しついてしまっているかもしれません

なので、洗濯物はめんどくさいですが、もう一度すぐに洗濯機を回して洗濯し直してください。

これが、乾電池を一緒に洗濯した時の対処法です。

乾電池を長持ちさせる使い方と保管の仕方などについては、コチラの記事に書いてあります。

乾電池を長持ちさせるうまい使い方と保管の仕方!

まとめ

乾電池は濡れても使える?処分の仕方は?洗濯した時の対処法!について書いていきました。

乾電池を完全に水没させてしまったり、洗濯機で洗濯してしまったりした時の濡れた乾電池は使うことができません

完全に水没してしまった乾電池は液漏れを起こしやすく電解液が漏れやすく危険なので、使わずにすぐに捨てて処分してください。

そして、乾電池と一緒に洗濯してしまった洗濯物は、別に捨てて処分しなくてもいいですが

電解液が少しついてしまっているかもしれないので、すぐにまた洗濯し直してください。

濡れた乾電池を処分する時は、ゴム手袋をつけてから乾電池を拭いてテープなどでぐるぐる巻きにしてから捨ててください。

切れてしまった乾電池を一時的に復活させて使う方法については、コチラの記事に書いてあります。

切れた乾電池を一時的に使えるようにする方法!

アルカリ乾電池とマンガン乾電池の違いや使い分け方などについては、コチラの記事に書いてあります。

アルカリ乾電池とマンガン乾電池は何が違うのか!

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