車に灯油をこぼした時にまずすぐにやってほしい対処法や
なかなか臭いが取れない灯油の効果的な臭い消し方法や
車で灯油を運ぶ時のこぼさないように運ぶおすすめの対策などについて書いていきます。
石油ファンヒーターや石油ストーブなどの灯油をガソリンスタンドなどでポリタンクに入れて車に入れて運びますよね。
その時に、ポリタンクに入れた灯油が、いつの間にかシートやマットやトランク内にこぼれてしまうことがよくありますからね。
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目次
車に灯油をこぼした時の対処法
車に灯油をこぼしてしまった時に、まず一番最初にすぐにやってほしいことは、こぼしてしまった灯油を綺麗に拭き取っていくことです。
そこで、車に灯油をこぼした時の対処法としては
ポリタンクのフタをしっかりと閉め直す
⇓
ポリタンクを車から出す
⇓
車の全ての窓を全開に開けて換気する
⇓
キッチンペーパーやタオルでこぼれた灯油を吸い取る
⇓
消毒用エタノールを使って灯油を中和させて拭き取る
です。
灯油がこぼれるのは、灯油を入れているポリタンクのフタの部分からです。
なので、まずはポリタンクのフタをしっかりと閉め直して、これ以上灯油がこぼれないようにしてください。
運転中の場合は、車を一旦安全な場所に止めてから、フタを閉めなおしてください。
フタをしっかりと閉め直してから、灯油の入ったポリタンクを車から出します。
ポリタンクが車に入っている状態では、綺麗に灯油を拭き取っていくことができないですからね。
車の窓を全て全開に開けて換気する
ポリタンクを車の外に出した後は、車の全ての窓を全開に開けて換気してください。
冬に車の窓を全開に開けるのはとても寒いですが、灯油の臭いが充満している車内にいると体にとても悪い影響を与えてしまいます。
なので、必ず車の窓は全て全開に開けてしっかりと換気をしてください。
車にこぼした灯油の拭き取り方
車のシートやマットやトランク内にこぼれてしまった灯油の綺麗な拭き取り方は
・タオル
・キッチンペーパー
・消毒用エタノール
・新聞紙
などを使って拭き取っていきます。
まずはタオルを使って灯油をタオルに染み込ませていく
⇓
タオルで大方の灯油を拭き取った後にキッチンペーパーを使っていく
⇓
消毒用エタノールを使って灯油を中和させて拭き取る
⇓
新聞紙を灯油をこぼした部分に敷いて上に重たい物を乗せる
です。
灯油を拭き取る時は、擦らずに上からシートやマットなどを押さえつけるように叩いていってください。
擦ってしまうと、灯油が他の場所にも染み込んでいってしまうので注意してください。
タオルやキッチンペーパーなどで灯油を拭き取った後は、今度は消毒用エタノールを使って綺麗にまた灯油を拭き取っていきます。
灯油は、一度シートやマットなどに染み込んでしまうとうまく拭き取っていくことができません
そこで、消毒用エタノールをタオルに染み込ませて灯油をこぼした場所をまた叩いていきます。
消毒用エタノールが灯油と混ざることで、灯油の成分が中和されてうまく綺麗に拭き取っていくことがです。
なので、最後に消毒用エタノールをキッチンペーパーやタオルなどに染み込ませて、叩いていくようにします。
消毒用エタノールをつけた場所は、硬く絞った濡れタオルで消毒用エタノールを綺麗に拭きとってください。
そして最後に、新聞紙を広げて上に重りを乗せておいてください。
これが、車で灯油をこぼした時の対処法や灯油の綺麗な拭き取り方です。
灯油が服やズボンについてしまった時の綺麗に落としていく洗い方や臭い消し方法などについては、コチラの記事に書いてあります。
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車の灯油の臭い消し方法
車の中に灯油をこぼしてしまった時の灯油の拭き取り方の対処法については、わかってもらえたと思います。
しかし、灯油は綺麗に拭き取っていっても灯油の臭いにおいが車の中に充満してしまいて臭いです。
そこで、車の中の灯油の臭い消しにおすすめの方法は
・マットにこぼした灯油は食器用洗剤で洗う
・シートやトランク内にこぼした灯油は食器用洗剤と重曹を使う
です。
マットにこぼした灯油は食器用洗剤で洗う
マットに灯油をこぼしてしまった時の臭い消し方法は、マットを食器用洗剤で洗ってください。
やり方は
バケツにお湯を入れる
⇓
食器用洗剤を混ぜる
⇓
シートをバケツの中に入れてスポンジなどで擦る
⇓
水で綺麗に洗い流す
⇓
天日干しでシートを乾かす
です。
マットは取り外すことができるので、取り外した後に丸洗いしていきます。
この時に、ただ水で洗い流すだけではうまく灯油を洗い流していくことができないので
マットが入るくらいの大きいバケツに40~50℃のお湯を溜めて、その中に食器用洗剤を入れてよくかき混ぜてください。
そのバケツの中に、マットを入れてスポンジなどでしっかりと擦って洗っていきます。
洗い終った後は、水で綺麗に洗い流した後に、天日干しでしっかりとマットを乾燥させていきます。
シートやトランク内にこぼした灯油は食器用洗剤と重曹を使う
シートやトランク内など簡単に外して洗うことができない場合は、食器用洗剤と重曹を使って臭い消しをしていきます。
やり方は
バケツにお湯を溜めて食器用洗剤を入れてよくかき混ぜる
⇓
タオルに洗剤液を染み込ませて硬く絞る
⇓
硬く絞ったタオルで灯油をこぼした部分を叩いていく
⇓
水で濡らして硬く絞ったタオルで拭いていく
⇓
重曹をシートやトランク内に撒いて半日~1日放置する
⇓
掃除機で重曹を綺麗に吸い込んでいく
です。
まずは、マットの臭い消しと同じでバケツにお湯を入れて、その中に食器用洗剤を入れてよくかき混ぜてください。
そのバケツの中にタオルを入れて、洗剤液をたっぷりと染み込ませてから硬くタオルを絞ってください。
硬く絞ったタオルで、シートやトランク内を叩いていきます。
この時も擦ってしまうと灯油が広がってしまうので、上から叩いて洗っていってください。
洗い終った後は、洗剤液を拭き取っていくのに、水で硬く絞ったタオルを使っていきます。
そして、シートやトランク内に重曹を撒いていきます。
重曹を撒く事によって、重曹がシートやトランク内の繊維の中に入り込んでいる灯油を上手く吸収していってくれますし
消臭効果も高いので、灯油の臭いにおいをうまく吸い込んで消していってくれます。
最後に、掃除機で重曹を綺麗に吸い込んでとっていってください。
こらが、車に灯油をこぼして臭いが取れない時の臭い消し方法です。
車のシートにこびりついた嫌な臭いを取っていく簡単な掃除の仕方については、コチラの記事に書いてあります。
車で灯油をこぼさない予防対策
車で灯油を運ぶ時の車内に灯油をこぼさない予防対策としては
・ポリタンクいっぱいに灯油を入れない
・フタの周りにタオルを巻く
・ポリタンクをゴミ袋に入れる
・ポリタンク台に乗せる
・シートでポリタンクを固定する
などです。
ポリタンクいっぱいに灯油を入れない
ポリタンクいっぱいに灯油を入れないっていうのは、灯油を入れるのはポリタンクの容量の3分の2程度にしてください。
車はどうしても振動して揺れてしまいます。
なので、いくらポリタンクのフタがしっかりと閉まっていても、揺れでフタから灯油がこぼれやすくなってしまいます。
なので、揺れてもフタまで灯油がこないように、容量の3分の2程度の灯油をポリタンクに入れるようにします。
フタの周りにタオルを巻く
フタの周りにタオルを巻くっていうのは、フタにタオルを巻いておくことで、フタの隙間からこぼれてきた灯油をタオルが吸収してくれます。
タオルがしっかりと灯油を吸収してくれることによって、シートやマットなどに灯油が付着するのを予防していくことができます。
ポリタンクをゴミ袋に入れる
ポリタンクをゴミ袋に入れるっていうのは、ゴミ袋に入れてゴミ袋を縛っておけば、灯油がこぼれてもゴミ袋の中なのでシートやマットなどには付着しません
灯油を入れたポリタンクをゴミ袋に入れるのは、重くて大変なので、最初からゴミ袋にポリタンクを入れた状態で、灯油を入れるようにします。
スタンド台に乗せる
スタンド台に乗せるっていうのは、ポリタンクには専用のスタント台があります。
そのスタンド台に乗せることによって、ポリタンクが車の中で倒れてしまうのを予防していくことができます。
スタント台に乗せることによって、ポリタンクが車内で揺れて動いてしまうのも防いでいくことができます。
シートでポリタンクを固定する
シートでポリタンクを固定するっていうのは、ポリタンクを後部座席の下に置いて助手席のシートを後ろに下げて固定させる方法です。
ポリタンクをシートで固定することによって、揺れを抑えていくことができます。
これらが、車で灯油を運ぶ時に車内に灯油をこばさない予防対策です。
ポリタンクに入れている灯油の正しい保管方法については、コチラの記事に詳しく書いてあります。
まとめ
車に灯油をこぼした時の対処法!臭い消し方法やこぼさない対策!について書いていきました。
車で灯油がこぼれてしまった時の対処法は、まずは車を安全な場所に止めてから
ポリタンクのフタをしっかりと閉め直す
⇓
ポリタンクを車から出す
⇓
車の全ての窓を全開に開けて換気する
⇓
キッチンペーパーやタオルでこぼれた灯油を吸い取る
⇓
消毒用エタノールを使って灯油を中和させて拭き取る
ことです。
こぼれた灯油を拭き取った後は、食器用洗剤や重曹などを使ってしっかりと灯油の臭いにおいを消していくようにしてください。
そして、灯油が車の中でこぼれないようにしっかりと予防対策を取っていくようにしてください。
灯油が手についてしまった時の汚れや臭いを簡単に落としていく洗い方については、コチラの記事に書いてあります。
灯油を床や畳にこぼしてしまった時の綺麗な拭き取り方や臭いをすぐに消していく方法などについては、コチラの記事に書いてあります。
石油ファンヒーターをつけている時の正しい換気のやり方などについては、コチラの記事に書いてあります。
石油ファンヒーターから臭いにおいがする時に注意してほしい原因と対処法などについては、コチラの記事に書いてあります。
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