香典の郵送方法はどうすればいいのか
お通夜やお葬式など遠方に住んでいて、葬儀に出席できない時があります。
そんな葬儀に出席できない時は、お悔やみの気持ちを込めて香典だけを郵送して送っても大丈夫です。
そこで、香典の正しい郵送方法や香典を送るタイミング
そして、香典と一緒に添えて送る手紙の書き方や文面例などのマナーについて書いていきます。
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目次
香典の郵送方法はコレ
お通夜やお葬式などの葬儀に出席できない時は、香典だけ亡くなった人の家族に送ることができます。
そこで、香典をどうやって送ればいいのか正しい郵送方法は、現金書留の封筒に香典を包んだ香典袋を入れて郵送します。
現金を送ることができるのは、現金書留だけですからね。
香典の郵送方法としては
香典袋にお金を包む
⇓
香典袋の表面や裏面をしっかりと記入する
⇓
香典袋を現金書留の封筒に入れる
⇓
郵便局の窓口から現金書留を送る
です。
まずは、香典を包む香典袋と現金書留の封筒を準備します。
現金書留の封筒は郵便局で購入することができます。
そして、香典袋にお札を入れます。
現金書留の封筒は、香典袋がそのまま入る封筒の大きさがあります。
香典袋に入れずに、そのまま現金書留の封筒にお金だけを入れるのは、失礼にあたるので必ず香典袋に包んで入れるようにしてください。
香典袋の表面に「御香典」や「御佛前」などと自分の名前をフルネームで書き
香典袋の裏面に住所や包んだ金額を漢数字で書きます。
香典袋の正しい書き方については、コチラの記事に詳しく書いてあります。
香典袋にしっかりと記入できたら、香典袋を現金書留の封筒に入れます。
現金書留の封筒に、送り先の住所と名前を記入して
郵便局の窓口から現金書留を送ります。
現金書留の封筒は、郵便ポストなどに入れてしまうと送られないので、必ず郵便局の窓口に持っていって出してください。
香典を郵送する時の現金書留の書き方
香典を郵送する時に、気になるのが現金書留の書き方です。
そこで、香典を郵送する時の現金書留の書き方は
・喪主の人の住所を書く
・喪主の人の名前を書く
です。
香典袋だから、葬儀が行われる葬儀場宛てに送ればいいのかな?
って思ってしまうかもしれませんが、必ず送り先の住所は喪主の人の住所
そして、送り先の名前は喪主の人の名前を書きます。
現金書留の料金や送り方など詳しいことは、コチラの記事に書いてあります。
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香典を郵送で送るタイミングはコレ
香典だけを郵送する時の送るタイミングは、お通夜やお葬式など葬儀が行われた1~2週間の間に届くように出してください。
現金書留は、普通郵便と違って日曜日や祝日も配達してもらえるので、送ってから1~2日で届きます。
そして、現金書留は速達でも送ることができるので、なるべくお通夜やお葬式の間に香典が届くようにしたい場合は、速達で送るのがおすすめです。
現金書留の配達日数や速達や追跡方法などについては、コチラの記事に書いてあります。
香典を郵送する時に添える手紙のマナーはコレ
香典を現金書留で郵送する方法や送るタイミングなどについては、わかってもらえたと思います。
そして、香典を郵送する時に香典袋だけを送るのではなくて
・お悔やみの言葉
・葬儀に出席できなかったお詫び
などを書いた簡単な手紙も一緒に添えて送るようにしてください。
香典に添える手紙のマナーとしては
・白い縦書き用の便せんを使う
・細いペンか万年筆で書く
・拝啓や季節の挨拶は書かない
・長い文にならないように便せん1枚にまとめる
・便せんを三つ折りにして入れる
などです。
使用する便せんは、白い縦書き用の便せんに、細いペンか万年筆などで書いていきます。
そして、故人やご遺族の方などについて、色々とお悔やみの言葉などを書きたいですが
あまり長い文になってしまうといけないので、便せん1枚にまとめるようにしてください。
そして、便せんは三つ折りにして、香典袋には入れずに香典袋と一緒に現金書留の封筒に添えて入れてください。
香典に添える手紙の文面例
香典に添える手紙の文面例としては
「〇〇様の突然の訃報に、ただ驚いております。
〇〇様のご逝去に心よりお悔やみ申し上げます。
本来ならばご葬儀に参列するべきところですが、遠方にてかなわず、お手紙を差し上げた次第でございます。
誠に申し訳ございません
心ばかりではありますが、御香典を同封いたしますので、御霊前にお供えくだいますようお願い申し上げます。
家族の皆様にはお力を落としてのことと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ
心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
簡単な一言の文面例としては
「このたびは、〇〇様のご逝去に心よりお悔やみ申し上げます。
〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
あいにくご葬儀に参列できない無礼をお許しください。
心ばかりの香典をおくりますので、御霊前にお供えいただきたく存じます。」
などです。
香典に包むお札は新札なのか、金額の相場やお札の入れ方などについては、コチラの記事に書いてあります。
まとめ
香典の郵送方法はコレ!送るタイミングと添える手紙のマナー!について書いていきました。
お通夜やお葬式に出席できない時に、香典だけを送る郵送方法は現金書留だけです。
香典を現金書留で郵送する時は
・香典を香典袋に入れる
・香典袋の表面と裏面をしっかりと記入する
・現金書留の送り先は喪主の住所
・現金書留の受け取り人は喪主の名前
・葬儀の1~2週間以内に届くように送る
などに気をつけてください。
そして、香典袋と一緒にお悔やみの簡単な手紙も添えて送るようにしてください。
香典袋の黒白や銀色や黄色と白など水引の色の違いや選び方などについては、コチラの記事に書いてあります。
会社の人の葬儀に出す香典を連名で出す場合の香典袋の書き方や受付での出し方などについては、コチラの記事に書いてあります。
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