法事の香典に包むお金は新札がいいのか、それとも旧札がいいのか
そして、法事の香典の金額の相場はどれくらいなのか
香典袋にお札を入れる時の正しいお札の入れ方はどうすればいいのか
法事に参加する時の香典のお金の種類や金額の相場や香典袋に入れるお札の正しい入れ方などについて書いていきます。
お通夜や葬式とは違い、法事は事前に行う日が決まっているので、ご遺族に失礼のないようにしたいですからね。
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目次
法事の香典のお金は新札?
故人を偲び、住職さんにお経をあげてもらい冥福をお祈りして食事をする法事
法事に参加するときは、香典を持っていきます。
お通夜や葬式などは、急な出来事なので香典に入れるお金は、新札ではなくて必ず旧札を入れますよね。
しかし、法事の場合は、四十九日や一周忌や三回忌など日にちが事前にわかっています。
なので、旧札ではなくて新札を準備して入れる方がいいのかな?
って悩んでしまうことがあります。
そこで、法事の香典のお金は新札がいいのか、それとも旧札がいいのかというと
法事の場合は、新札でも旧札でもどちらでも大丈夫です。
ただし、新札と旧札が混じらないように、どちらかに統一して香典袋に入れるようにしてください。
そして、新札を包む場合は、新札だとくっついてしまったりして、受け取ったご遺族が管理するときに不備があったりしてしまうので
新札を一度軽く折りたたんで、折り目が少しついた状態で香典袋に入れるようにしてください。
法事の香典の金額の相場
法事の香典は、新札でも旧札でもどちらでも大丈夫で、どちらかに統一して入れるっていうことは、わかってもらえたと思います。
そして、法事の香典で一番悩んでしまうのが、いくら入れればいいのか金額ですよね。
金額は、故人との関係性や年齢などによっても違ってきますし
地域などの習慣によっても違ってきます。
そこで、目安として多くの人が法事の香典に入れる金額の相場について書いていきます。
両親の場合の金額の相場
両親の場合の法事の香典の金額の相場としては
20代の場合⇒3~10万円
30代の場合⇒5~10万円
40代以上の場合⇒10万円
が多いです。
ただし、香典の金額は4万円と9万円は、「死」や「苦」を連想してしまうので止めておいてください。
これは、これから書いてある兄弟や祖父母や叔父や叔母など、全ての香典に対して同じです。
兄弟の場合の金額の相場
兄弟の場合の法事の香典の金額としては
20代の場合⇒3~5万円
30代の場合⇒3~5万円
40代以上の場合⇒5万円
が多いです。
祖父母の場合の金額の相場
祖父母の場合の香典の金額の相場としては
20代の場合⇒1万円
30代の場合⇒1~3万円
40代以上の場合⇒3~5万円
が多いです。
叔父や叔母の場合の金額の相場
叔父や叔母の場合の香典の金額の相場としては
20代の場合⇒1万円
30代の場合⇒1万円
40代以上の場合⇒3万円
が多いです。
会社の人の場合の金額の相場
会社の人の場合の香典の金額の相場としては
20代の場合⇒5千円
30代の場合⇒5千円
40代以上の場合⇒1万円
が多いです。
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法事の香典袋にお札の入れ方
法事の香典袋にお札の入れ方には、正しいマナーやルールがあります。
そこで
・お札の表裏や上下
・中袋がある場合の入れ方
・中袋がない場合の入れ方
について書いていきます。
お札の表裏や上下の確認
まずは、香典袋にお札を入れる前にお札の表裏や上下とは何かというと
お札の表面⇒人物像が描かれている面
お札の裏面⇒人物像が描かれていない面
がお札の裏表の確認方法です。
そして、お札の上下とはお札を縦に置いた時に
お札の上⇒漢字で金額が書かれている方が上
お札の下⇒人物像が描かれている方が下
になります。
中袋がある場合のお札の入れ方
香典袋に中袋がある場合は、中袋の中にお札を入れていきます。
お札の正しい入れ方としては
・中袋の表面に対してお札を裏面にして入れる
・人物像が下にくるように入れる
・全てのお札を同じように揃えて入れる
・糊付けしない
です。
よくお金が入っているので、中袋の封を糊付けしてしまう場合がありますが、中袋は糊付けしないでください。
そして、中袋の裏面に必ず自分の住所と名前と入れた金額を漢字で書いておいてください。
中袋がない場合のお札の入れ方
中袋がない香典袋にお札を入れる入れ方は、基本的には中袋に入れる入れ方と同じで
・香典袋の表面に対してお札を裏面にして入れる
・人物像が下にくるように入れる
・全てのお札を同じように揃えて入れる
です。
そして、香典袋の裏面に必ず入れた金額を漢字で書いておいてください。
中袋がない場合は、香典袋に直接お札を入れるので、香典袋の表面に自分の名前が書いてあるので裏面に書く必要はありません
法事の香典袋の正しい書き方と注意することについては、コチラの記事に詳しく書いてあります。
まとめ
法事の香典のお金は新札?金額の相場や香典袋にお札の入れ方!について書いていきました。
工事の香典に包むお金は、新札でも旧札でもどちらでも入れても大丈夫です。
ただし、新札なら新札だけ、旧札なら旧札だけと統一して入れて
新札の場合は、一度軽く折りたたんでから入れるようにしてください。
そして、法事の香典の金額は、故人との関係性や年齢などによって違ってきますので
悩んだ場合は、上記で書いた一般的な金額の相場を目安にしてください。
香典袋にお札を入れる時は、お札を裏面にして人物像が下になるように入れてください。
中袋がある場合とない場合で、入れた金額を書く場所が違ってくるので注意してください。
法事の香典袋の色の違いや選び方などについては、コチラの記事に書いてあります。
法事や葬儀に出席できない時の香典の送り方やマナーなどについては、コチラの記事に書いてあります。
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