柿を甘くする方法はあるのか
柿を食べた時に甘くない渋柿だった時っていうのは結構ショックですよね。
そんな甘くない渋柿を買ってしまった時に、柿を甘くする方法があります。
そこで、柿を甘くする方法や
柿を干し柿にして甘く食べる方法などについて書いていきます。
渋柿よりも甘くて美味しい甘柿を食べたいですからね。
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柿を甘くする方法はコレ
柿を甘くする方法は、どうすればいいのか
柿には、食べると甘い甘柿と食べると甘くない渋柿がありますよね。
甘柿だと思って買った柿が、食べた時に甘くない渋柿だったらショックですよね。
そんな渋柿を甘柿に変えて柿を甘くする方法があります。
柿の渋味は、柿に含まれているタンニンの成分によってです。
そして、この柿に含まれているタンニンの成分には
水に溶けやすい水溶性のタンニンと水に溶けにくい不溶性のタンニンがあり
水に溶けやすい水溶性のタンニンの成分が多く含まれている柿を食べると食べた時にタンニンが唾液などの水分によって溶けて渋味を感じます。
逆に水に溶けにくい不溶性のタンニンを多く含んでいる柿は、食べてもタンニンの味がそれほどしなくて甘い柿です。
つまり
甘い甘柿は、不溶性のタンニンが多く含まれている
渋い渋柿は、水溶性のタンニンが多く含まれている
ことになります。
なので、食べた時に渋い渋柿を甘い甘柿にする方法は、水に溶けにくい不溶性のタンニンに変えることで食べると甘い柿にすることができます。
そこで、柿を甘くする方法は
・お湯につける
・焼酎をつける
・りんごと一緒に保管する
この3つがあります。
お湯につける
柿を甘くする方法で、お湯につけるっていうのは
お湯に柿をつけることで柿が熟成していき「アセドアルデヒド」が発生して「タンニン」とくっつくことで不溶性のタンニンにしていくことができます。
柿をお湯につけるやり方は
浴槽に40℃ほどのお湯を溜める
⇓
柿をビニール袋に入れてお湯の中に入れる
⇓
半日ほどそのままつけておく
です。
半日ほどつけている時に、お湯の温度は40℃ほどを保っておかなくてはいけないので、浴槽がおすすめです。
そして、柿をそのままお湯につけてもいいのですが、ビニール袋に入れることでより効率よく柿を熟成していくことができます。
ビニール袋に入れることで、入浴した後のお湯につけることができますしね。
焼酎をつける
柿を甘くする方法で、焼酎をつけるっていうのは
焼酎を柿につけて中に浸透させると焼酎が酸化して「アセドアルデヒド」が発生します。
それによってお湯につけた時と同じで「タンニン」が溶けにくい不溶性に変化してくれて
食べた時に渋味を感じなくなり甘く食べることができます。
焼酎を柿につけるやり方は
柿のヘタに焼酎を少しつける
⇓
柿をキッチンペーパーで包む
⇓
そのまま3~4日涼しい場所で保管しておく
です。
柿のヘタの部分に焼酎をつけることで、柿の中に焼酎が浸透しやすくなります。
焼酎が無い時は、アルコール度数が25℃以上ある物なら何でも大丈夫です。
りんごを一緒に保管する
柿を甘くする方法で、りんごと一緒に保管するっていうのは
りんごは「エチレンガス」という果物の熟成を早くする物質を発生させます。
なので、りんごと一緒に柿を保管しておくことで柿の熟成が早くなり「タンニン」が溶けにくい不溶性に変化してくれます。
りんごと一緒に保管するやり方は
柿とりんごをビニール袋に一緒に入れる
⇓
そのまま冷蔵庫に入れる
⇓
1~3日ほど冷蔵庫で保管する
です。
まずは、柿とりんごを一緒にビニール袋に入れてく冷蔵庫に保管してください。
ビニール袋に入れないと「エチレンガス」が他の果物などの熟成も早めてしまうので
必ずビニール袋に入れて密封してください。
後は、そのまま冷蔵庫で数日保管すればいいのですが、柿の状態によっては1日で成熟する柿もあれば
2~3日で成熟する柿もあるのでこまめにチェックしてください。
熟成し過ぎてしまうと腐って食べれなくなってしまいますからね。
これらが、柿を甘くする方法です。
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柿を干し柿にして甘く食べる方法
柿を甘くする方法については、わかってもらえたと思います。
そして、更に柿を甘くして食べる方法には、柿を干し柿にして食べる方法もあります。
柿を干し柿にすることで水分やタンニンが少なくなり甘味が濃くなり甘い柿になります。
柿を干し柿にして甘く食べる方法は
柿のヘタを残し皮を剥く
⇓
柿のヘタに紐をむすびつける
⇓
沸騰したお湯に柿を10秒ほどつける
⇓
柿をそのまま日当たりの良い場所に干す
⇓
そのまま1週間ほど干す
⇓
柿を丁寧に手で揉む
⇓
また2~3日干す
⇓
柿を丁寧に手で揉む
⇓
また2~3日干す
です。
まずは、柿のヘタだけを残して皮を綺麗に向いてください。
それから干すように柿のヘタに紐を結んでつけていきます。
そして、一度沸騰したお湯に約10秒ほど柿をそのままつけてください。
熱湯に柿をつけることで、殺菌効果があります。
まずは1週間ほど何もせずに日当たりが良くて風通しの良い場所で干し続けます。
洗濯ハンガーなどに紐を吊るして干すと簡単で便利です。
干している時は、虫や雨などが柿につかないように注意してください。
1週間ほど干していると柿の水分が抜けて柿の表面が乾いてきます。
そうなったらビニール手袋をはめて、柿を優しく手もみしてください。
それからまた2~3日干してから、また手もみをして更に2~3日干してください。
だいたい2週間ほどで干し柿になります。
これが、柿を干し柿にして甘く食べる方法です。
まとめ
柿を甘くする方法はコレ!干し柿にして甘く食べる方法!について書いていきました。
甘くない渋柿は、柿の成分である「タンニン」が水に溶けやすい水溶性だからです。
その「タンニン」を水に溶けにくい不溶性に変えることで、食べた時に渋味のない甘い柿になります。
柿を甘くする方法は
・柿をお湯につける
・柿に焼酎をつける
・りんごと一緒に柿を保管する
です。
そして、柿を干し柿にすることでも、水分やタンニンが少なくなり甘味が濃くなり甘い柿として食べることができます。
甘くて美味しい柿を選ぶ時の見分け方のポイントについては、コチラの記事に書いてあります。
柿を美味しく長持ちさせる保存方法については、コチラの記事に書いてあります。
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