土鍋がひび割れて水漏れしてしまうのを修復してまた使えるようにするにはどうすればいいのか
土鍋を使っているとひび割れを起こしてしまうことがよくありますよね。
そんな土鍋がひび割れて水漏れしてしまうのを直していく簡単な土鍋のひび割れの修復方法や
土鍋がひび割れないように予防していくコツなどについて書いていきます。
土鍋がひび割れてもある程度のひび割れならば簡単に修復して使っていくことができます。
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目次
土鍋のひび割れの修復方法はコレ
土鍋を使っているとぶつけたりしていないのに、いつの間にかひび割れを起こしてしまっていることがありますよね。
土鍋がひび割れてしまうと、そこから水漏れなどを起こしてしまうので使えなくなってしまいます。
なので、土鍋がひび割れてしまった時は処分して、また新しい土鍋を買わなくてはいけないって思ってしまいますが
実は、土鍋のひび割れを簡単に直していく修復方法があります。
それは、かたくり粉を使った目止めです。
かたくり粉を使った目止めっていうのは、ひび割れてしまった土鍋の中に水とかたくり粉を入れて沸騰させて土鍋の中をコーティングしていくことです。
土鍋の中をコーティングしていくことで、ひび割れてしていても水漏れを防いでいくことができる土鍋の修復方法です。
かたくり粉を使った目止めのやり方
土鍋がひび割れてしまった時の修復方法でかたくり粉を使った目止めのやり方は
土鍋の中にかたくり粉を大さじ5~6杯ほど入れる
⇓
水を土鍋に8~9割ほど入れる
⇓
かたくり粉のだまが無くなるまでしっかりと混ぜる
⇓
中火で土鍋を加熱していく
⇓
加熱しながらゆっくりと混ぜる
⇓
沸騰しても更に加熱していく
⇓
ドロドロの糊状になったら火を止める
⇓
約30分~1時間ほど放置して冷ます
⇓
ドロドロの糊状を剥がして捨てる
⇓
土鍋を水洗いしてしっかりと乾燥させる
です。
まずは、洗ってしっかりと乾燥させた土鍋にかたくり粉を入れてから水を入れてしっかりとかき混ぜます。
それから、中火で加熱していきながらゆっくりと更にかき混ぜていってください。
そして、沸騰してきてもそのまま更に加熱してかたくり粉水がドロドロの糊状になるまで加熱してください。
かたくり粉水がドロドロの糊状になることで、それがひび割れしている間に入っていくことでしっかりとコーティングしてくれます。
後は、しっかりと冷ましてから残っているかたくり粉水を剥がして土鍋を綺麗に洗ってください。
これが、土鍋がひび割れて水漏れしてしまっているのを修復して直していくかたくり粉を使った目止めのやり方です。
土鍋の目止めのやり方は、かたくり粉以外にも色々ありますが、しっかりとひび割れを修復していくには、かたくり粉を使った目止めがおすすめです。
1回の目止めでも水漏れがまだ少しする場合は2~3回繰り返し目止めを行ってください。
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土鍋のひび割れを予防して長く使うコツはコレ
土鍋のひび割れの修復方法については、わかってもらえたと思います。
そして、できれば土鍋をひび割れさせずに綺麗に長く使っていきたいですよね。
そこで、土鍋のひび割れを予防して長く使うコツは
・最初に目止めをしてから使う
・土鍋が乾いている状態で加熱する
・土鍋が完全に冷えてから洗う
・たわしなどでゴシゴシ洗わない
などを心がけてください。
最初に目止めをしてから使う
土鍋のひび割れを予防する方法で最初に目止めをしてから使うっていうのは
土鍋っていうのは目には見えないですが、表面に無数のとても細かい穴があいているのでひび割れを起こしやすいです。
なので、土鍋を初めて使う時はまずはその無数に開いている細かい穴をしっかりと目止めをして水などが入らないようにコーティングしていきます。
目止めのやり方は、先ほど書いたようにかたくり粉を使ってもいいですが
土鍋を初めて使う時の目止めは、土鍋でお粥を焚くことでも十分です。
お粥で目止めするやり方
お粥で目止めするやり方は
土鍋を水洗いしてしっかりと乾燥させる
⇓
土鍋に水を8~9割入れてご飯を入れる
⇓
弱火や中火で加熱する
⇓
沸騰しておかゆができたらそのまま約1時間ほど放置して冷やす
です。
後は、作ったおかゆを食べてから綺麗に水洗いしてしっかりと乾燥させてください。
お粥のトロっとした汁が細かい穴に入ってしっかりと目止めをしてくれます。
土鍋が乾いている状態で加熱する
土鍋のひび割れを予防する方法で土鍋が乾いている状態で加熱するっていうのは
土鍋の外側に水などがついている状態で加熱してしまうと、土鍋がひび割れを起こしやすくなってしまいます。
なので、土鍋を火にかけて加熱する時は、しっかりと土鍋の外側をタオルなどで拭いて乾いている状態で加熱してください。
そして、加熱する時は最初は弱火や中火で土鍋を加熱していってください。
土鍋が完全に冷えてから洗う
土鍋のひび割れを予防する方法で土鍋が完全に冷えてから洗うっていうのは
土鍋は急激な温度差を与えてしまうとひび割れが起こりやすくなってしまいます。
なので、先ほども書いたように土鍋を加熱する時は最初は弱火や中火で加熱していきますし
土鍋を洗う時は、土鍋をしばらく放置しておいて完全に土鍋が冷えてから洗うようにしてください。
たわしなどでゴシゴシ洗わない
土鍋のひび割れを予防する方法でたわしなどでゴシゴシ洗わないっていうのは
土鍋はとても傷つきやすいです。
なので、土鍋を洗う時にたわしなど固い物でゴシゴシと洗ってしまうと土鍋に傷がついてしまい、そこからひび割れを起こしやすくしてしまいます。
なので、土鍋を洗う時は、スポンジなどで優しく拭くような感じで洗っていってください。
これらが、土鍋のひび割れを予防して長く使うコツです。
土鍋が焦げてしまった時の焦げの落とし方や焦げないようにするコツなどについては、コチラの記事に書いてあります。
まとめ
土鍋のひび割れの修復方法と予防して長く使うコツはコレ!について書いていきました。
土鍋がひび割れてしまい水漏れしてしまうのを直していく修復方法は
ひび割れた土鍋でかたくり粉と水を入れて沸騰させて目止めをしていくことです。
ドロドロに糊状になったかたくり粉がひび割れの間に入ってしっかりと水漏れを防いでくれます。
そして、土鍋がひび割れしないように長く使うコツは
・土鍋を初めて使う時は目止めをしてから使う
・土鍋に火を通す時は土鍋が乾いている状態で加熱する
・土鍋が洗う時は完全に冷えてから洗う
・土鍋をたわしなどで擦らない
などを徹底してください。
土鍋を使って鍋をした時に具が残ってしまった時の保存方法については、コチラの記事に書いてあります。
土鍋にカビが生えた時の綺麗なカビの取り方と防ぐ予防対策などについては、コチラの記事に書いてあります。
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